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【原因3】気密工事が原因かも!?

風速2.36mのスキマ風

家中がスキマだらけ...!?

気密工事とは...
『気密テープや気密フィルム』などの気密部材を使い、家中のスキマを塞ぐ工事のことをいいますが、

ここで注意してほしい事は


『断熱工事』と『気密工事』は別々の工事であり

1セットの工事ではないということ。

この記事を見ている皆さんは
『高気密』と宣伝しているからには『気密工事もフツーにやるでしょ!?』と考えている人が多いと思いますが...。

その思い込みは危険です。


念のため
『気密工事は正しく施工してますよね!?』と

確認してみて下さい。


ハウスメーカーは
高気密と宣伝しておきながら、気密工事自体が断熱工事とごちゃまぜになっていることが非常に多い。

大工に丸投げのハウスメーカーは
さらに危険。


どのように施工をしなければならないのか?

施工の状態も丸投げされます。

 

以前、注文住宅の新築(第三者)検査時に大工さんへ『気密工事の実施』について確認すると...


気密処理(工事)? ハウスメーカーから聞いてない!


と回答されたため『気密工事も依頼しました』と言っていたお施主さんに、すぐ確認するよう促したこともあります。

(※この時、大工職人、担当者を含むハウスメーカーは気密工事を実施する意識はなかったことが判明)

気密工事の施工例

また
寒いという住宅を検査すると
気密工事はあるが...

①連続していない
②気密フィルムが破れている
③気密部材(気密ボックスなど)が使われていない

などもよく見つかっています。

下地合板カットによるスキマ

右の写真は床下から撮影したもので、フロアー下の合板を写したもの。


木造住宅は
基礎パッキンによる床下全周換気の設計が多いため、床下は常に外気が充満しているのですが...

 

スキマが
分かりますか?


これは
柱に干渉する床下地合板をカットした時に出来るもので、
床と(壁)隅部に隠されているスキマの事例


柱が立っている部分は、1階も2階もすべてこのようにカットされていますので、床下から外気が次々と侵入。

 

寒い理由は
適切な気密措置(工事)はなく『この状態のまま』引き渡されている可能性が高いです。


ほかサッシの取付施工不良によるスキマの事例もありますが、ハウスメーカーの担当者は、これらのスキマがどんな影響を及ぼすのか?


全く知らない。


寒いのは気のせいじゃないですか?』と言われることが多いようです。



〈追記〉
気密に関する事ですが、気密性能を担保するはずの『気密測定』を実施しないで高気密住宅を謳っているハウスメーカーあり。

検査すると
コンセントボックスなど、風速2mを超えるスキマ風が確認されます。

アドバイス

☆気密工事の有無は契約する前に必ず確認すること。

またC値も確認したうえで気密測定を実施するのかどうかを確認して下さい。
工事中は適切に施工されているかを必ず確認しましょう。

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