〈新築住宅検査/欠陥住宅調査〉仙台を中心に青森/秋田/岩手/宮城/山形/福島/新潟/栃木/茨城/千葉/埼玉/東京/富山/愛媛で実績の一級建築士事務所
住宅コンサルタント 調査 設計 監理
宮城県知事登録 第14110252号
住宅検査.東北 I.B.L ホームズ
〒984-0037 宮城県仙台市若林区蒲町21-32-3F
欠陥住宅東北ネット所属
受付時間 | AM9:00~PM18:00 お気軽にお問合わせ下さい |
---|
この記事を見ている皆さんは
『高気密』と宣伝しているからには『気密工事もフツーにやるでしょ!?』と考えている人が多いと思いますが...。
その思い込みは危険です。
念のため
『気密工事は正しく施工してますよね!?』と
確認してみて下さい。
ハウスメーカーは
高気密と宣伝しておきながら、気密工事自体が断熱工事とごちゃまぜになっていることが非常に多い。
大工に丸投げのハウスメーカーは
さらに危険。
どのように施工をしなければならないのか?
施工の状態も丸投げされます。
以前、注文住宅の新築(第三者)検査時に大工さんへ『気密工事の実施』について確認すると...
『気密処理(工事)? ハウスメーカーから聞いてない!』
と回答されたため『気密工事も依頼しました』と言っていたお施主さんに、すぐ確認するよう促したこともあります。
(※この時、大工職人、担当者を含むハウスメーカーは気密工事を実施する意識はなかったことが判明)
右の写真は床下から撮影したもので、フロアー下の合板を写したもの。
木造住宅は
基礎パッキンによる床下全周換気の設計が多いため、床下は常に外気が充満しているのですが...
スキマが
分かりますか?
これは
柱に干渉する床下地合板をカットした時に出来るもので、床と(壁)隅部に隠されているスキマの事例。
柱が立っている部分は、1階も2階もすべてこのようにカットされていますので、床下から外気が次々と侵入。
寒い理由は
適切な気密措置(工事)はなく『この状態のまま』引き渡されている可能性が高いです。
ほかサッシの取付施工不良によるスキマの事例もありますが、ハウスメーカーの担当者は、これらのスキマがどんな影響を及ぼすのか?
全く知らない。
『寒いのは気のせいじゃないですか?』と言われることが多いようです。
〈追記〉
気密に関する事ですが、気密性能を担保するはずの『気密測定』を実施しないで高気密住宅を謳っているハウスメーカーあり。
検査すると
コンセントボックスなど、風速2mを超えるスキマ風が確認されます。
Line無料通話に対応します。
お気軽にお問合せください
※サイト掲載内容は予告なく変更することがございます。
悪しからずご了承下さい。