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欠陥工事の人間心理!

なぜハウス業者は無責任な施工をするのでしょうか?


ここでは欠陥工事を生み出す住宅業者のホントの本音〈心理〉について、本当にあった事例で解説していきます。

掲載記事(※クリックでジャンプ)

事例1.ダンピング受注

ダンピング。
なかなか聞き慣れないワードですよね。


ダンピングとは
採算を無視して商品を安売りすること。


例えば。
住宅業者に『新築したい』というお客さんの話しが舞い込んだとします。予算は1800万円。


住宅業者はこの新築工事の受注をわが社のものにしようと考えますが、ザックリ計算してみても予算オーバー。


どう考えても2000万円はかかる。


ところが住宅業者は採算は合わないが、あえて1800万に近い価格を提示して、その新築案件を受注しようとします。


このように採算が合わないであろうにも関わらず、リくり受注しようとする行為を『ダンピング受注』といいます。


採算が合わないと知りつつ、
なぜ受注しようとするのか?

なぜ業者は低価格を
提示してくるのでしょうか?

現代は大手ハウスメーカーなどの進出により住宅業界は激しい受注競争をしている時代です。


小企業や零細企業は宣伝広告力や経済力という点で大手ハウスメーカーには到底かないません。


そんな中「新築したい」というお客さんが現れたら?


社長さんは当然張りきりますね。
(営業社員の場合、契約が取れたら"手当やボーナス"がある)

しかし、他数の住宅業者から見積りをとる事は当たり前の時代ですので「貴社に決めた」という所までこぎつけるには、何としても他社に勝たなくてはいけません。


何かお客さんに『当社ならでは!!』の魅力を見せつけて、なんとかして自社に誘導したいのです。

お客さんに見せつける
自社の魅力。

それは一体何か...?


それは。

低価格の工事費(魅力)を提示して
他社より自社を
選んでもらおうとするのです。

 

※ページ後半でご説明しますが、これが無責任な施工をしてしまう引き金となるのです。

事例2.契約を急がせる住宅会社

これは
一般の住宅事業者に多いのですが、どんぶり勘定の社長。


どんぶり勘定の社長は¥カネしか考えていません。


特に注文住宅の場合は、建物各々により使用する柱や梁、合板数量や壁紙の数量等、材料の数量がマチマチであり、複雑で見積りにはとても時間がかかるのですが、最初から数量を拾い出しする能力がありませんので、過去の経験で金額など話しを進めます。

アバウトな見積りでも構わない!
契約してしまえば

何とかなる!!


このような会社は『早く契約するよう』急がされる傾向があります。

こんな
どんぶり勘定の社長でも
『引き算』くらいは出来る。


契約した金額から、基礎屋さん代、大工賃金、建材代、水道屋さん代、クロス屋さん代、電気屋さん代などなど、次々と見積書や請求書が届き...

工事が終わった後に支払わなければいけない外注費を引き算。

そして

利益が全くないことに
気づく
ことになる。

赤字はマズイと考えたバカな社長は、お客さんの心を踏みにじるような行動を起こします。


まずは設計の仕様を変える。
勝手に
安いモノに変えろ!
と指示を出すのです。

労務費や経費の圧迫で次から次へと手抜き工事の指示をしたり、材料をすり替えるなど、なにがなんでも赤字を軽減しようとするのです。


完成引き渡しの時にお施主さんと『ケンカ別れした』という話し。


聞いたことはありませんか?
 

それはこんなケースが隠れているのです。

事例3.仏の顔は三度まで?!

全てにおいて当てはまるような気がしますが、今これをご覧になっているあなたは『値切った』ことはありますか?


または対競争相手の見積書を住宅業者に見せて交渉したということはありませんか?


値切ることも競争させることも悪いとは言いませんが、あまり良いこととも言えないでしょう。


例えばあなたが色々な経過を経て、ようやく住宅業者を決定。
新築住宅を依頼したとします。


しかし、その住宅業者は徐々に
変貌していく恐れあり。

これは予算を競争させた場合、
圧倒的に多い。


値切ることにおいて、その業者の許容範囲内であれば『値切り交渉』はOKと思われますが、それ以上になれば正当なハウスメーカーなら断られるでしょう。


悪徳業者は値切られた分を決して『良し』とは思ってはいません。


先にご紹介した通り、目視では確認出来ない部分、隠れてしまう部分においては材料のすり替えや手抜き工事の指示が出るのです。

これは値切りの話ではありませんが、設計事務所の建築士工事費を見積もった新築建物の話。


この新築建物は1本30万もする価格の構造梁10数本を、なんとその建築士は1本3万円で見積り計上していたという


建築士は図面を描く能力は持っているが、実際にどれだけ手間や材料がかかるのか、また値段や施工相場をよく知らない建築士が多く存在します


これは見積作成時に
『3万円と30万円』の単純な入力ミスによるヒューマンエラーだったことが、
『おかしい』と後から建設業者に発覚されたらしい。

結果は
住宅詐欺に遭遇してしまう!

  • 杭工事では杭本数の減などを指示
  • 基礎工事では鉄筋の本数や規格を変えようと指示
  • コンクリートは安いコンクリート(強度の弱い)を打設するよう指示
  • 木材材種の変更、乾燥材から値段の安い未乾燥材に変更するように指示
  • 材料厚さを厚いものから薄いものへ変更するよう指示
  • 断熱材の仕様(高密度)を勝手に安い断熱材(最低密度)に変更
  • 大工工事は腕の良い大工ではなく、安くやってくれる大工に依頼
  • メインであるはずの大工の下請金額を値切交渉
  • 大工さんには工事をさっさと終わらせるように指示
  • 『高気密』と謳っておきながら気密フィルムを張らない
  • クロスは一番安い量産タイプへ勝手に変更
  • 初めから見積に無いなどと言い、照明器具や網戸等が無い
  • 住設機器が勝手に安いものへと変わっている
  • 塗装は3回塗りが1回塗りへ変更されている
  • 竣工クリーニング無しetc...

欠陥工事をする施工会社の心理は
まさに『カネ』にあり。


安請負いの下請け大工も丁寧な仕事をするはずはありません。

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