〈新築住宅検査/欠陥住宅調査〉仙台を中心に青森/秋田/岩手/宮城/山形/福島/新潟/栃木/茨城/千葉/埼玉/東京/富山/愛媛で実績の一級建築士事務所
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冷たい外気が24時間休むことなく室内へ浸入...
暖かい空気はどんどん逃げて出て行く...
これならいくら新築でも寒いでしょう。
手抜き工事や施工不良によって出来たスキマの事例写真と、スキマによる外気侵入をとらえた赤外線映像をいくつかご紹介します。
ページ後半では
無責任なハウスメーカーの説明と指示を解説します。
〈目次〉※クリックでジャンプします。
廊下床と壁との間が黒く映っているのが分かります。これは室内へ外気浸入(最低10℃)が映っているもの。
床と壁や壁の取合い部から冷気が浸入していることが分かります。一番低い温度は16℃。
床下からの冷気の侵入。壁下方はまっ青に映り、周囲温度と比較すると7℃と温度が低い。
レインボーモード撮影。床面から壁下方はまっ青。温度の高い部分と比べると-11℃も低い。ここは浴室ではありませんが、ヒートショックが起きてもおかしくない温度差です。
これは第3種換気扇に限ってのお話しになりますが、
今まで住宅を診断調査した際、ほぼ大半の方が『寒い』という現象(クレーム)に対して、
ハウスメーカーから自然給気口を閉めるように指示されたと証言しています。
この第3種換気は
換気扇と自然給気口との組み合わせにより室内の換気を行う方法で、自然給気口は閉じることも可能。
しかし、
これを閉じるように指示するということは、明らかな法律違反をすすめているのも同じことになります。
この自然給気口を閉めてしまえば、スムーズな空気の流れが阻害されるため、今度はズサンな欠陥工事のスキマから外気が浸入することになってしまいます。
そして
計画通りの換気が出来なくなり湿度が上昇。
室内には結露が発生。
これに伴い畳やカーテンにカビが発生するハメとなるのです。
法律上、24時間換気扇は常に稼働させ、給気口は塞いではいけません。
ズサンな欠陥工事を棚の上に上げた
ハウスメーカーの無責任な説明と指示。
部屋が暖まらない。
廊下が寒い。
寝室が寒くて寝られない。
これらの事象は
手抜き工事が原因である可能性が高い。
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