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新潟県新発田市。
引渡し3年目の新築欠陥住宅の事例です。
この住宅は
新築のはずが、住み始めて最初に雨漏りが始まります。
強い風が吹くと家が揺れる。
冬が来ると家の中がとても寒い。
不安に思った家主は、第三者に住宅(診断)検査を依頼することを決意します。
検査当日は12月でも雪混じりの小雨がパラつく天気。
撮影された『カップに溜まった雨水』を撮影した窓サッシを確認すると、すでに雨水が滴り落ちているのを確認。
2階の天井裏(小屋裏)へ侵入すると、外壁上方から雨水が滴り落ちているところを確認。
写真の白いシートは外壁下地の透湿防水シート。
雨水は防水シートの内側を滴り落ちていました。
透湿防水シートの工事に欠陥がなければ、雨水は防水シートの外側を伝い流下し、内側を伝うことはありません。
透湿防水シートは『2次防水』と呼ばれ、雨水侵入を防止するための最後の砦。
防水シートを伝って流れ落ちる雨水が分かりますか?
流下した雨水は建物躯体の木材に到達して、すでに黒ずんでいる所もあります。
この状態は
腐朽菌が繁殖するため、木材が腐る原因となり、住宅の寿命は短命となってしまう。
滴る雨水の近接撮影。
しずくは『茶色』
これは木材や合板などの色を吸収して滴っているもの。
家主が撮影していた『カップに溜まった雨漏り』の色と同色です。
これは
雨水が2次防水を通過している証拠であり、外部防水シートの工事に欠陥があることを示しているもの。
これは
雨水が壁断熱材に入り込み、蒸発を繰り返し、断熱材の中で水滴となっている写真。
断熱材のグラスウールはグタグタの状態。
こうなってしまっては壁断熱材の断熱効果が半減することになります。
雨水は壁中を通り、2階と1階の壁断熱材を侵食しながら流下し、ついには基礎へ到達。
壁の中に隠れている柱、間柱、土台などの木材を濡らし、断熱材を濡らしながら、基礎まで到達していた。
この住宅の『風が吹くと家が揺れる』という事象は、構造図から原因を解明。
しかし。
住宅(診断)検査をしていくと
欠陥工事が次々と
見つかることになる。
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