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地震のあとの住宅の歪み

ビー玉が転がる福島県 F邸

こちらでは、地震発生時、地震に抵抗する壁部分(耐力壁といいます)について書かせていただきます。どうぞご参考になさってください。

地震後の住宅の歪み。
クロスに入るヒビや内壁隅角部のクロスがゆがんだり、廻り縁といったものが離れる現象。タンスやカップボードがぐらつくようになった。外壁にクラックが入った。ドアの開閉が困難になるという状態。窓やドア枠材の交点が離れるという現象など

地震や台風に抵抗する耐力壁

建築基準法では、地震や風圧力に抵抗する為の壁の量(必要最小限の壁の長さの総合量)を規定しています。耐力壁は、大概の設計では建築基準法の規定する壁量をわずかにクリアする程度で設計されていることが非常に多いです。

当方では建築基準法の規定を【1.0倍】とするならば、少なくとも【1.5倍】で耐力壁を設計することを推奨します。
【耐震等級1】...建築基準法をクリアする程度の壁量[1.0倍超]で設計されたもの
【耐震等級2】...建築基準法をクリアする壁量[1.25倍超]で設計されたもの
【耐震等級3】...建築基準法をクリアする壁量[1.5倍超]で設計されたもの

しかし大概はそれを知らないのが多い。

自分の住宅は耐震等級いくらで設計されていて、建築中、どの程度の品質で施工されているのか...?

下の写真は地震に抵抗する為の構造用合板の施工状況。このズサン工事は地震時にどう影響するのか? 分かりますか?

東京都品川区

釘のバンチングアウト

岩手県北上市

釘のピッチ不備とめり込み

青森県八戸市

倍率2.9倍の設計なのに
現場は2.5倍の釘ピッチ

釘のパンチングアウト(釘抜け)やめり込み、規定通りの釘止めがされていないような品質で住宅(耐力壁)を作られていた場合、地震に抵抗する壁の耐力は約35パーセントダウン。地震の揺れに抵抗する力が十分に発揮されることはありません。またビスピッチが異なることは、予定していた耐震等級が全く異なる建物となることは必須結果、地震時に壁やクロスにその影響が現われます。

2×4工法の住宅は釘と金物だけで構成されている住宅の為、釘のめり込み、ビスピッチなどが深く関わってきますので要注意となります。

下の写真は地震に抵抗する為の筋交いと呼ばれる部材。どうしてダメなのか?分かりますか?

仙台市

筋交い金物がない

仙台市

筋交いの欠き込み

宮城県大崎市

筋交いの断面欠損

筋交いの欠き込みは絶対にタブーとされていますが、ホールダウンアンカーなどに干渉してしまい、干渉する部分を欠きとるといった無知・無学な現場が多々見受けられ、中には筋交い材の節が抜け(欠け)落ちてしまっている現場もあります。この場合も筋交い材を欠いてしまっている状態となります。
また筋交い金物に不備がある場合、地震時、簡単に筋交いが外れます。筋交いの欠きこみや節等も最大の弱点となり筋交いが破断する原因となります。耐力壁が十分に抵抗できない場合、建物がバランスを崩し、倒壊するといった結果を招きます。

下の写真も分かりやすいズサン施工の参考写真。

東京都品川区
仙台市
青森市

このような工事をされていると地震後、歪みが発生することは必須。

東日本大震災後、2016年に熊本地震が発生しましたが、建て替えによる建設需要と反比例し、本当の職人と呼べる大工が減っているのが現状。結果、昨今の住宅は手抜きやズサン工事が横行する時代となっています。

熊本地震では、2010年に建てられた比較的新しい住宅も本震にて倒壊。これは軟弱地盤も関係していたようですが、調査の結果から1階と2階の柱の直下率の低さにも大きな原因があったようです。詳しくは耐震の知識へ

 

手抜き工事やズサン工事をされた住宅は、地震力に100パーセント抵抗出来ません。必ず内壁や外壁の表面上に何かしらの症状が現れます。

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