☆新築住宅検査/欠陥住宅調査☆仙台を中心に青森/秋田/岩手/宮城/山形/福島/新潟/栃木/千葉/埼玉/東京/富山/愛媛で実績☆一級建築士(第三者)事務所
住宅コンサルタント 調査 設計 監理
宮城県知事登録 第14110252号
住宅検査.東北 I.B.L ホームズ
〒984-0037 宮城県仙台市若林区蒲町21-32-3F
欠陥住宅東北ネット所属
受付時間 | AM9:00~PM18:00 お気軽にお問合わせ下さい |
---|
欠陥工事や手抜き工事は基本的に工事中に阻止するほか方法はありません。
正しい施工ではないということを指摘しなければ、そのまま工事は続行される。
全国どこでも同じですが、何の指摘も是正もなく、そのまま完成している新築住宅が多い。
大抵の方はその後になって、相談窓口を探されているようです。
現在、インターネットで探す人が大半だと思いますが、ネット上はハウス業者と利害関係のある検査会社がたくさん出て来るため、注意が必要。
これら第三者検査の大半は
『欠陥を欠陥と言わない』
検査機関。
検査という行為はするが
相手を攻撃するようなことは
絶対にしない。
このような検査機関を選択してしまうと、何も進展しない上、さらに後悔も残ることになるでしょう。
本ページでは
第三者検査機関である住宅検査員の実態を解説していきます。
住宅瑕疵担保責任保険の法人は、住宅専門の保険会社で国土交通大臣により以下の5つの法人が指定されています。
1.住宅保証機構㈱
2.㈱日本住宅保証検査機構(JIO)
3.㈱ハウスジーメン
4.ハウスプラス住宅保証㈱
5.㈱住宅あんしん保証
ハウス業者はこのいずれかの保険法人に登録し、基礎の配筋時と上棟後に保険会社の検査員による『瑕疵保険の現場検査』を受け、合格した住宅だけが保険を掛けることが出来ます。
(※保険会社の検査を受けないハウスメーカーあり/供託制度採用)
(※※現在、上記5法人の他、検査会社あり/家守りホールディングス、JHSほか)
しかし。
10年保証の検査で合格となった
新築住宅で数々の
欠陥が見つかるのです。
主要構造部である土台と柱(接合部)の欠陥工事。
金物補強も見当たらず、釘1本だけを打っている写真。
JIOの検査員はこれを黙認。
屋根の防水シートの欠陥工事。
左右方向は200㎜以上重ねなければならない。
写真は100㎜となっているが、指摘されない。
柱を固定するホールダウン金物の欠陥工事。
ナットからねじ山が出ていない。
他にも複数個所あるがJIO検査員は指摘しなかった。
これらの欠陥工事を
瑕疵(10年)保証の検査員は
『合格』にしたのです。
もう一度言います。
これらの欠陥工事を
その検査員は『合格』にしたのだ!!
施主が欠陥施工に不安を感じ、ハウスメーカーに問いかけると必ず言われるのが
『検査に合格しているから大丈夫』という決まり文句。
合格すれば『住宅保険付保証明書』が発行されますが、それで安心でしょうか。
ハウスメーカーによって規模の違いはありますが、年に数棟のハウスメーカーもあれば、何百棟も建てるハウスメーカーもあります。
1棟あたり数万円の掛け金が支払われるため、住宅着工数が多いパワービルダーとの契約数が多ければ多いほど、保険会社の売り上げは上がる。
そんな大事なお客様であるハウスメーカーの欠陥工事を指摘して、直させるようなことは絶対にしない。
その理由は
お客様であるハウスメーカーに逃げられてしまうから。
厳しい検査をすれば顧客のハウスメーカーから『頭が固い!』と嫌がられ、他の保険会社に乗り換えられる(他の保険会社へ移られる)と、売上が下がるためです。
筋交い欠き込みの欠陥工事。
瑕疵保険検査では確認必須の建基法違反が合格となっていた証拠写真。
検査員不明
黄色矢線部分に筋交いが無いという欠陥工事。
筋交いが不足しているのにも関わらず合格。
検査員はJIOの検査員
サッシ下端の防水規定違反。
120㎜以上必要だが、これも合格。
検査員は
ハウスジーメンの検査員
筋交い補強金物がない建基法違反の欠陥工事。
これも合格となっていた証拠写真。
検査員はJIOの検査員
ホールダウンの欠陥工事。
H.Dボルトではないことは一目瞭然だが指摘されることなく合格。
検査員は住宅保証機構
検査員は家守りホールディングスの検査員(※現在はすまいの探偵社)
ハウスジーメンの検査も受託して行っている。
しかし一体、この検査員は
何のために
検査をしているのか?
当方の指摘がなければ、この合板は張替されることもなく、この状態のままでフロアーが張られ、引渡し後、床フロアーが凸凹になったり、フロアーの継ぎ目からカビが発生したりしたことでしょう。
『正しい的確な検査』が行われているのであれば、住宅トラブル件数はもっと少なくなるはずですが、『検査ごっこの検査会社』によって欠陥工事が黙認されているため、欠陥住宅の被害相談は無くなるはずがない。
ハウス業者は指摘されないことを良いことに、あなたの新築住宅の欠陥をそのままにして工事を進めています。
これは
『全国で行われている』
ということに気付いて下さい。
裁判大国アメリカに追従し日本も裁判の多い国ですが、他人事と思っていた住宅トラブルに巻き込まれたら...。
■ あなたに全く負担はないと思いますか?
■ かかった費用のすべてを保証してもらえると思いますか?
答えはNO!
あなたが思っているその欠陥は
『保険の対象とされず』消費者センターや市役所などの関係機関に相談しても『たらい回し』にされるケースが多いのです。
※サイト掲載内容は予告なく変更することがございます。
悪しからずご了承下さい。