欠陥工事! 負のスパイラル!

掲載記事(※クリックでジャンプ)

下請けイジメの実態!

元請け業者とは...お客さんと直接契約を結んだ業者の事を言います。


また下請け業者とは...元請け業者から仕事を下で受ける(下請負)ので『下請け』といいます。


大手ハウスメーカーなどは直接工事(施工)をしません。


大概その地方を活動エリアとする下請け業者が施工(作業)をします。


下請け業者は元請け業者と『下請負契約を締結する際に』初め予定されている金額(あなたが提示された見積書の金額)から、何割か安い金額で交渉・契約させられます。

 

つまり元請け業者は
下請け業者の予算を

さらに削り取り

自社の利益率を
高めようとする
のです。


これが予算(金銭)の下請けイジメです。


下請け業者はこれからも仕事を依頼されたい為、これを断ることが出来ません。


住宅請負金額の30パーセントは最初から元請け業者にとられてしまい、残りの70パーセントで住宅が完成するといったケースもあるようです。

そこで各下請け業者は、少ない工事予算で完成させなくてはならない為に、早期に完成させることが、かかる労務費や経費を『最小で抑える最も最善な策』と考えるのです。


やる以上は利益を残す...!!


完成を急ぎますので、ズサンな工事や手抜きなどは気にしないのです。


昨今、三井不動産マンションの杭打ち工事に関する偽装問題が発覚しました。


元請けは三井住友建設


下請け業者として杭打ち工事を行ったのは旭化成建材


杭は地中なので長さを確認することが出来ない。


深度データを改ざんすれば...。
と思ったのかもしれません

 

十分な工事予算があったなら
この事件は

無かったのかもしれない。

住宅業界のパワーバランス

立ち位置のトップはあなたがお金を払う『ハウスメーカー』が断然トップで、下層にいくに従い、宣伝広告力の無い業者の数は多くなり、ピラミッドの形を形成しています。


立ち位置の一番高いハウス業者は、発言権も強く、下請け業者を圧倒します。


小さな工務店や大工業者、左官業者などは、言う事を聞かざる得ない立場なのです。


しかし利益の構造はこれと『逆』なのです。

利益の少ない下請け業者は
丁寧な仕事をしても『思い描いた利益』とは無縁な状態であることに落胆しているので、かかる作業の手間や材料をいくらでも省略しようとします。


これが『手抜き工事の心理と現状

欠陥工事の
『負のスパイラル』なのです。

お問合わせはこちら

Line無料通話に対応します。
お気軽にお問合せください

※不在が多いです。

お電話がつながらない場合はメールでのお問合わせがスムーズです。

お電話でのお問合せはこちら

022-781-8757
受付時間
AM9:00~PM18:00

※サイト掲載内容は予告なく変更することがございます。
悪しからずご了承下さい。

サイドメニュー