欠陥住宅事例集9

欠陥建築物!山形県で欠陥工事を暴く!
ほか福島/宮城/青森の事例

事例写真はすべて当方にて撮影されたもの。

当方の第三者検査は
あなたが知らないことまで厳正に検査を実施していることが分かる欠陥住宅事例集第9弾

新築住宅インスペクションは
『欠陥の無い安心できる住宅を完成させること』が第一の目的。

欠陥住宅(診断)調査は欠陥工事やズサン施工を摘発し、厳正にジャッジすることを心がけています。
 

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№475
山形県酒田市

これは山形県酒田市にある高齢者施設(グループホーム)を(診断)検査した時の欠陥事例。
この建物は設計事務所と設計監理契約を結んでいる。

まずは
屋根を写したものですが、円内を見て下さい。
スキマが開いているという屋根のズサン工事。

№476
山形県酒田市

同№475
板金工事の手抜き工事。
シーリングもない。

№477
山形県酒田市

屋根を下から写したもの。
軒天井が張られなければならない部分だが、木部のまま。
軒裏の防火構造違反である。

№478
山形県酒田市

この写真は屋根トタンがタテ葺きで張られているもの。
ガルバニウム鋼板の屋根はヨコ(水平)葺きが原則。
設計図面をも無視した屋根工事の欠陥建築の事例。
当然ながら建物内で雨漏りが発生。

№479
山形県酒田市

サイディング(タテ張り)を撮影したもの。
円は釘止めを示すが、真ん中に1本釘止めが不足しており、釘2本だけで留め付けているという手抜き工事の写真。
サイディングの釘止めは幅455㎜間で3本の釘止めが指定されている。
この手抜き工事は建物のいたる所で見つかった。

№480
山形県酒田市

玄関アプローチまでのアスファルトの勾配を測定した写真。
1mにつき27㎝の急こう配であることを確認。
高齢者施設であるのに関わらず、バリアフリー法を無視。
車いす利用者はとても上がれない。

№481
山形県酒田市

ピンクの糸を張って壁の凹みを測定した写真。
壁が約1㎝凹んでいるもの。
壁の木材に未乾燥材を使用したため、完成後、木材が変形し、壁体が凹んだ。

№482
山形県酒田市

小屋裏に侵入して検査。
ここは112条の防火区画壁の写真。
石膏ボードは屋根面まで張り上げなければならないが、途中から張られていない。
さらに留め付けビスはほとんどない。
建基法違反の堂々たる欠陥建築。

№483
山形県酒田市

防火区画114条の壁のビスの写真。
使用されているビスを検査すると、32㎜の短いビスが使われていることを確認。
40㎜以上のビスが必要。
規模の大きい建物はズサン施工の確率が極めて高く、欠陥建築となっている可能性は高い。

№484
山形県酒田市

じく小屋裏で撮影した写真。
矢印が示すのは通しボルトと呼ばれる緊結ボルトがあるはずの穴。
緊結ボルトがない欠陥工事。

№485
山形県酒田市

同上。
火打ち梁を緊結するボルトなし。
建基法47条違反の欠陥建築物である。

№486
山形県酒田市

床下での写真。
ものすごいズサンさです。
配水管を支持しているのは、工事の残り物の角材。

※その他、本物件は外部、内部とも欠陥建築が数多く存在しましたが、設計事務所は監理を丸投げしていた。

№487
岩手県奥州市

岩手県奥州市の住宅診断で床下に侵入した際の写真。
配管により大引きが欠き取られている。
半分も欠き取られているので強度低下は必須です。

№488
岩手県奥州市

床下に意味のない配管が存在していた。
施工ミスをそのまま放置したもの。

№489
岩手県一関市

こちらは岩手県一関市での住宅診断。
床下の大引きに繁殖するカビ。
床下換気計画の設計ミスが引き起こしたもの。

№490
宮城県石巻市

ここから宮城県石巻市にある店舗併用住宅の欠陥住宅事例。

写真は小屋裏で撮影した写真。
断熱材の施工不良により、小屋裏に水蒸気分が侵入。
野地板を止める釘で結露が発生したもの。
円内はその結露水が滴り、溜まったものです。

№491
宮城県石巻市

写真はガレージ天井に使われているボード厚さを測定している写真。
材料のすり替え詐欺の証拠を捉えたもの。
設計厚さ12㎜のはずが実際は5.5㎜の材料が使われていた。
設計図書違反であり契約不履行の証拠写真。
仙台市内のハウス業者。

№492
宮城県石巻市

天井裏の写真。
天井吊木の切断を確認。
この部分はダウンライトだが、吊木の切断により当然、天井はたるみます。

№493
宮城県石巻市

こちらは屋根からの雨漏り。
屋根防水シート施工に問題あり。

№494
宮城県石巻市

筋交い補強金物がない。
検査機関が合格を出した建物。
盲目な検査が横行しているという現実が分かると思います。

№495
宮城県仙台市青葉区

仙台市青葉区の中古住宅診断で撮影。
外壁のクラックは地震の横揺れの際にヒビ割れたもの。
このようなクラックは建物の構造耐力が関係しています。

№496
宮城県仙台市青葉区

仙台市青葉区の新築中の建売物件を診断した時の写真。
買主が不安を感じて、工事途中に検査を依頼。
写真は筋交い金物にビスが無いもので、隠ぺい寸前で発見した事例。

№497
宮城県仙台市青葉区

こちらも仙台市青葉区ですが、№496とは別の建築中の建売物件。

買主が新築中の今の状態を診断して欲しいと依頼。
写真は床鳴りとたわみを確認したもの。踏むと凹む。
このまま引き渡しをするつもりだろう。

№498
宮城県仙台市青葉区

同№497
小屋筋交いの切断されている写真。
入居後に発覚するケース。
この状態は地震や台風の外力で、小屋組(屋根)が変形する。
報告後、買主はこの物件を諦めた。

№499
福島県須賀川市

この写真は福島県須賀川市の住宅診断時に撮影した写真。
白いものは小屋裏に繁殖するカビです。
カビは胞子が飛ぶので健康被害の恐れがある。
小屋裏の通気がまったくないのが原因。

№500
青森県浪岡市

ここから青森県浪岡市の中古住宅診断で撮影した写真。

この物件は中古住宅を購入したのではなく、注文住宅として当時に新築。
施主さんが雨漏りのため、欠陥建築を疑い、数年後になって検査依頼されたもの。
写真は小屋裏の写真ですが、大量のカビと結露痕を確認したもの。
気密工事が無く、断熱材のズサンな施工により、屋根面で結露が発生。

№501
青森県浪岡市

同上。結露水の滴り痕。
気密工事がない場合、天井断熱材に不備や不良があると、結露を招く結果となる。

№502
青森県浪岡市

床下にて撮影。
床下地合板に広がるカビを確認。
床下の換気不良が原因だった。

№503
青森県浪岡市

さらに基礎のジャンカを確認。
ジャンカは基礎の欠陥です。

№504
青森県浪岡市

同№503
基礎のジャンカはもちろん施主への報告はない。

№505
青森県浪岡市

基礎鉄筋の露出。
既に酸化し錆びている。

№506
青森県南部町

ここから青森県南部町で実施した新築インスペクションをご紹介。

建設業許可を持たないハウス業者の新築現場。
写真は基礎配筋検査時の写真。
矢印が示すタテの鉄筋が横に流れる鉄筋と繋がっていない基礎工事の欠陥。

№507
青森県南部町

写真は土間スラブコンクリートを打設する前の写真。
土間下の防湿シートが剥がれているもの。
土中からの湿気が床下に到達する。

№508
青森県南部町

写真は基礎が完了した時の写真。
アンカーボルトの埋込み不足の写真。
埋込み深さは24㎝以上必要。
アンカーボルトは長さ400㎜を使っているため、埋込み深さが23㎝となっている。

№509
青森県南部町

同№508
埋込み深さの不足。
かなりの箇所(本数)の埋め込み不足が発覚。

建設業許可を持たない業者は正しい知識を持っていないから怖い。

№510
青森県南部町

アンカーボルトがない。
土台端部には必ず必要。
検査後、全てを報告すると...

施主さんはア然...。

予算の関係でコンクリート打設立会検査を省いてしまったため、発見が遅れた。

№511
青森県南部町

写真は上棟後の躯体検査時に撮影した写真。
梁には緊結ボルトに座金とナットの締め付けがない。
監督に聞くと10年保証の検査は終わったという。
10年保証の検査員は何を見ているのでしょうか?

№512
青森県南部町

これは何が悪いのか分かりますか?
ネジ山の突出が全く不足しているもの。
ネジ山はナットから2~3山突出させなければならない。

№513
青森県南部町

小屋束を撮影した写真。
束柱は腐っているものが使用されています。
当方の検査では当然アウト!!

№514
青森県南部町

構造用面材に留め付け釘なし。
地震時は当然、建物は耐力を発揮できない。
完成後、壁クロスにひび割れが発生する原因にもなる。

№515
青森県南部町

釘ピッチは100㎜間隔で打つ事になっているが、ピッチが守られていない。
このような現場はとても多い。

№516
青森県南部町

土台と土台が交差する場所に人通口は×。
基礎の施工計画ミス。

№517
宮城県仙台市青葉区

仙台市青葉区の2×4新築住宅インスペクションの写真をご紹介。

写真は上下階をつなぐ帯金物の不備を指摘したもの。
指摘がなければ、このまま隠ぺいされるケース。

№518
宮城県仙台市青葉区

同№517
ストラップ補強金物なし。
2×4工法は金物が特に重要です。

№519
宮城県仙台市青葉区

屋根垂木の大きな割れ。
指摘が無ければ、このまま隠ぺいされる。

№520
宮城県仙台市青葉区

スタット柱脚部に補強金物のビスがない写真。

№521
宮城県仙台市青葉区

同上、別位置。
2×4工法は釘と金物のみで接合される工法の為、絶対見逃せない。

№522
宮城県仙台市宮城野区

こちらは外部防水シートの検査時の写真。
外部防水シートは透湿防水シートとも言いますが、このシートの重ね幅が不足しているものです。
防水規定違反。

№523
宮城県仙台市宮城野区

同上
左右重ね幅の不足。

防水規定を知らない無知業者は多い。

№524
宮城県仙台市若林区

ここからは仙台市若林区にある新築建売住宅を購入された後に診断を依頼された事例。

写真は土台水切りを下から撮影したもの。
設計書では『防鼠材付き』となっているが、防鼠材付きではない。
建売住宅の場合、材料すり替えの契約不履行が多い。

№525
宮城県仙台市若林区

写真は床巾木の出隅に使われるコーナーキャップ。
簡単に外れるこのキャップは掃除機に吸引されて発覚。
家庭用両面テープを使った手抜き工事です。

№526
宮城県仙台市若林区

写真は小屋裏です。
小屋筋交いの手抜き工事を確認。
釘止めが1本もない。
他の部位にも多数発見。

№527
宮城県仙台市若林区

同じく小屋裏で撮影した写真ですが、建基法第23条違反の証拠写真。
外壁の延焼の恐れのある内部壁に防火被覆が無いもの。
購入した新築建売のマイホームは火災に耐えられない構造と判明。

№528
宮城県仙台市若林区

写真は床下で撮影したもの。
床下断熱材のズサン施工。
スキマというスキマから冷たい冷気が浸入するフラット35Sの建売住宅。

№529
宮城県仙台市若林区

床下断熱材の欠損。
床下はほぼ100%こうなっています。

№530
宮城県仙台市若林区

壁中の冷たい外気を映し出す赤外線。
この壁だけに顕著な結露が発生するという原因が判明した。

№531
宮城県仙台市若林区

いい加減な換気計画と業者の無知な指示の為、住宅のスキマから一斉に冷気が浸入している映像です。

№532
青森県八戸市

これは青森県八戸市にある新築住宅のユニットバス天井裏で撮影したもの。
省令準耐火仕様を違反しているビスピッチの写真。

№533
青森県八戸市

小屋裏で撮影。
ここでも石膏ボードの張り上げの無い防火認定違反が見つかる。

№534
青森県八戸市

床下で撮影。
床鳴りを直したとのことだが、お施主さんに報告すると写真を見てびっくり。
床下断熱材にボロボロに穴を開け、突っ張り棒をしていたもの。

ワーストだ。

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