『欠陥住宅』とはどのような住宅のことを言うのでしょうか?

欠陥住宅とは以下に該当する建物の総称で、施工不備や施工不良も含まれます。

■建築基準法をはじめ、条例やその他の各法律に違反しているもの。

■施工ミス、手抜き工事、ずさんな工事によって本来、通常または一般的に備えられている機能や性能をはじめとする品質が欠けている状態のもの。

■設計者の注意ミスによって欠陥構造となっているもの。

■各建材メーカーの施工要領を守っていない状態のもの。

『欠陥住宅』とは新築住宅だけに該当するものではなく、中古住宅であっても各法律に違反していたり、施工ミスが隠されている状態も欠陥住宅に該当します。

欠陥というワードは瑕疵(かし)と同じ意味でも扱われており、瑕疵担保責任保険制度によって住宅の瑕疵(欠陥)に対し保証することになっていますが、驚いたことに『保険がかけられていない』新築住宅が引き渡されたという事例も実際にあるのです。

欠陥住宅のトラブルは
令和の現在も年々増加しています。